暗がりに傘がひらく

知的な文学少年になれないままおじさんになっでしまったんだ

憧れてしまっては超えられない

2023年ワールド・ベースボール・クラシック決勝前の声出しにて、今や日本の宝となる二刀流、大谷翔平氏の言葉が注目を集めている。 憧れるのをやめましょう。 憧れるということはひとつ、諦めという意味を含んでいるのかもしれない。 そう思っている背景とし…

ヒトリとキミで生きる世界

夜明け前だというのに柔らかく暖かい夜風を感じながら歩いていた。たぶん、桜が散り始めた季節だった。最後に飲んだ何とかというウィスキも手伝って足取りは軽かったように思う。少し苦い口元を嫌い水を含み路肩にずれて口を濯いだ。ぴしゃりと小さな音を立…

三人称視点への誘い

『俺はいいけど、YAZAWAはなんて言うかな?』 人間の魅力と強さ、裏返すと弱さはその多面性にある。よくアイデンティティだとか自分を見失うとかなんとか言うけれど、結局のところ人として生きるうえでは誰もが様々な種類の猫を被って生活しているのだと思う…

部屋の掃除が出来ない

出来ないまま、1年が経とうとしている。 決して時間が無いわけではないが、明らかに、確かに、 休日の自分は部屋を綺麗にしようという社会的モラルが欠落しているのである。 水回りの掃除は危機を感じて辛うじて出来ていることは褒めたいが、フローリング、…

書くこと、それと、

(※2023.08.16校正済み) 自分が、誰かが、何かが嫌で辛くてどうしようもない時、胸が刺さるように痛くて眠れない時、 そんな時は、スーパー銭湯に行って大きいお風呂にゆっくり浸かればいいと思うし、 寿命が縮みそうな甘い物、塩辛い物、脂っこい物を嫌なほ…